
AIと書いた歴史改変小説『日出ずる国の円環年代記』、Kindleで全6巻そろいました
【2026年8月 更新】 この記事はもともと、本作をnoteで全8作の有料マガジンとして公開したときのお知らせでした。その後、作品を全面改稿してKindleへ移行し、2026年8月5日に全6巻で完結しました。note版の有料マガジンは公開を終了しています(旧リンクは削除しました)。現在の入手先はKindleです。
以前このブログで「生成AIを使ってみた(3)」という記事を書きました。生成AIとの対話から短編の歴史改変小説が生まれ、その勢いでポスター画像を作ろうとしたらAIに断られた、という顛末を紹介した回です。
あの約3,500字の短編が、1年かけて全6巻・約25万字のシリーズになりました。座標変換や測位とはまったく関係のない、完全に趣味の創作の話です。
どんな話か — 「もし、あの国の歴史がひとつの征服の物語だったら」
シリーズの本編第一作は『シン・二連環記 ―日出ずる国の円環年代記―』。戦国時代から現代のW杯まで、四百年を駆け抜ける歴史改変ファンタジーです。
本能寺の炎も、日本海の海戦も、バブル崩壊も、二刀流のためのルール変更も——すべてが「日出ずる国」と、西方の秘密結社「オクシデント」との、終わりなき攻防の一幕だったとしたら。登場人物はすべて実在の人物を思わせる仮名(例:織田信牙、猿渡秀吉、東条兵四郎など)で描いた、完全な虚構です。冒頭にもその旨を明記しています。
物語は「刃の時代」「鋼の時代」「金の時代」と敗北を重ねながらも、最後は「物語の時代」——漫画・アニメ・スポーツという武器なき征服で世界を席巻する、という構成になっています。
全6巻の構成

本編3冊と、その「答え合わせ編」3冊の組み合わせです。本編は仮名の虚構として最後まで通し、「どこまでが史実で、どこからが創作か」の種明かしは答え合わせ編に分離しました。本編だけでも完結して読めます。
| # | 書名 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | シン・二連環記 ―日出ずる国の円環年代記― | 本編。第一部『沈む陽の環』(刃・鋼・金の三敗)+第二部『昇る陽の環』(物語・技・作法による無血の逆転) |
| 2 | シン・二連環記 答え合わせ編 ―種明かしと守り人の系譜― | 全章の史実仕分けと、光の「守り人」9家/影の「十三の椅子」の設定資料 |
| 3 | 円環前史 ―零度目の朝― | 前日譚。本編が始まる前に何があったのか |
| 4 | 円環前史 答え合わせ編 ―いまも、動いている― | 前史の種明かし。豆知識32問 |
| 5 | 五番目の朝 ―三つの朝― | 最終巻・本編。円環が一周する |
| 6 | 五番目の朝 答え合わせ編 ―2026年の現実と予想― | 完結編の種明かし。一次ソース照合54項 |
読む順番は1→6の番号順が基本です。本編だけ追うなら1→3→5でも通ります。全巻 Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、加入されている方は追加費用なしで全部読めます。
どんな話か5分でつかめる無料の入口記事を、第1巻と最終巻それぞれに用意しています。買う前の下見にどうぞ。
→ 【5分で分かる】『シン・二連環記』超入門 ―はじめての方へ―(第1巻)
→ 【5分でわかる】五番目の朝(最終巻)
旧note版から何が変わったか
旧版は本編(約9,000字)+深掘り編7本という「短編+脚注」の構成でした。Kindle版はこれを解体して一本の長編に組み直し、さらに前日譚と完結編を書き足しています。旧版は全8作あわせても3万字ほどでしたから、分量にしておよそ8倍になりました。
制作でいちばん面白かったのは、評価フェーズにAIを使ったことでした。仕上がった原稿を別のAIに「褒めなくていい、本気で評価して」と投げると、鳥肌が立つ絶賛と、胸をえぐる酷評が返ってきます。「自国礼賛に寄りすぎ」「情報過多」——耳の痛い指摘を改稿に回す、という進め方です。この手法は測地系のKindle本づくりでも使っています(→AIに辛口編集レビューをさせる)。
完結時に、初見のAIへ全6巻を一気に読ませた書評を無料で公開しました。買う前の判断材料にどうぞ。
→ 完結記念・AIによる全六巻書評
元になった短編は、このブログで無料公開中
増補前の原型となった短編と、「AIにポスター画像の生成を断られた」顛末は、引き続きこのブログで無料公開しています。全6巻がどこから始まったのか気になる方は、まず無料の原型から読んでみてください。
→ 生成AIを使ってみた(3)
シン版の制作過程については、続編記事「AIと書いた歴史改変小説『シン・二連環記』、Kindleで刊行しました(2)」もあわせてどうぞ。
※本作は歴史改変「ファンタジー」であり、実在の国家・人物・団体・歴史事象とは関係ありません。登場人物はすべて仮名です。似ている名前があっても気のせいです。
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開発者より: アプリ・Kindle本・オープンソースの一覧は GitHub: amru195704 にまとめています。

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