セミダイナミック補正パラメータは1年に1度の更新だが、定常時地殻変動補正パラメータは年4回の更新間隔なのでCLAS(みちびき)の補正には定常時地殻変動補正パラメータを使用した方が良いとのアドバイスを国土地理院から頂いたので、どの様な物か可視化してみる。
参考:https://positions.gsi.go.jp/cdcs/download
1.pos2jgd_202510_ITRF2014とSemiDyna2025の差分可視化
SemiDyna2025は4月作成なので、10月作成のpos2jgd_202510_ITRF2014と、どの程度変化しているのかを調査した。
約6ヶ月間の差分で、大きな地震もなかったので微小な変化しか無い様だ。

2.pos2jgd_202510_ITRF2014.parの可視化
SemiDyna2025.parと同様な変化が見られる。






3.Geoアプリへの組み込み
「セミダイナミック補正」と「定常時地殻変動補正」はCLASデータ補正に使用するので、GeoDiveExaはどちらか1方を選択して使用できるように機能拡張する予定です。GeoConverterProは、新しい座標系JGD2024D(=定常時地殻変動補正)を追加する予定です。
| 番号 | JGD2024座標系 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | JGD2024 | JGD2011+ジオイド2024対応 |
| 2 | JGD2024B | JGD2024+地震補正パラメータ |
| 3 | JGD2024C | JGD2024+セミダイナミック補正パラメータ |
| 4 | JGD2024D | JGD2024+定常時地殻変動補正パラメータ |

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