GeoDiveExaの計測データをQGISで表示する方法

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GPSファイルやMarkファイルをQGISで地図データとして表示できます。

1)QGISでGPSファイルを表示する方法

QGISのcsvファイル読み込み機能を使用すると簡単に表示できます。

参考:サーバからデータを取得する場合は「管理端末アプリを使用してGeoDiveExa計測データをダウンロードする方法」を参照してください。
参考:USB接続してデータを取得する場合は「GeoDiveExaの各種データファイル説明とパソコンに取り込む方法」を参照してください。

1−1)GPSファイルをCSVテキストとしてQGISへ読み込みます

レイヤー追加メニュー」の「CSVテキスト」をクリックすると「データソースマネージャー(CSVテキスト)」が表示されます。

読み込むGPSファイルを選択します。

X属性はrtklonにします。
Y属性はrtklatにします。

その他はデフォルトで問題ないと思いますが、以下の項目は確認して異なる場合は設定してください。

エンコーディングはUTF-8
ファイル形式はCSVにチェック
最初の行はフィールド名にチェック

ジオメトリーのCRSはEPSG4326-WGS84

「追加」ボタンを押してGPSファイルから点データを作成します。

1ー2)QGISの表示設定を変更してGPSファイルを表示します

GPSファイルを読み込んだ直後は点データのみが表示されますので、GooglMapを追加する事にします。

XYZ Tilesの「googleMap]を選びます。

GPSファイルデータとgoogleMapの順序の関係でGPSファイルデータが消えてしまってます。

表示順を変える事にします。

googleMapレイヤーの最後に移動します。

googleMapの上にGPSファイルデータが表示される様になりました。

1−3)GPSファイルデータをFixとそれ以外に分けて表示してみます

GPSファイルデータ=例ではgps_15_13_11を複製して、名称をgps_15_13_11_Fixに変えます

gps_15_13_11_Fixフィルターを適用してFixデータのみの表示にします。FIxはqval=4なので、フィルターは“qval”=4にします。

gps_15_13_11_Fix表示をにする為にスタイルを変更します。

gps_15_13_11はフィルターを“qval”!=4にし、表示スタイルはにします。FIxは緑、それ以外は赤で表示されます。

2)QGISでMarkファイルを表示する方法

操作はGPSファイルと同じですが、「データソースマネージャー(CSVテキスト)」の設定が異なります。

読み込むMarkファイルを選択します。

X属性はeLonにします。
Y属性はeLatにします。

その他はデフォルトで問題ないと思いますが、以下の項目は確認して異なる場合は設定してください。

エンコーディングはUTF-8
ファイル形式はCSVにチェック
最初の行はフィールド名にチェック

ジオメトリーのCRSはEPSG4326-WGS84

「追加」ボタンを押してGPSファイルから点データを作成します。

Markファイルデータ=例ではmark_15_13_11のスタイルを変更してで大きさにします。

Markをクリックして情報を見る事ができます。

QGISはオープンソースのGISソフトウェアであり、地理情報システムの分野で広く使用されています。

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