1000万=5cmのドキュメント論争:都市伝説の真偽とドキュメントの必要性

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本当かどうか知りませんが、1000万=5cmのドキュメントなどの話です。

1)1000万=5cmの都市伝説

社団法人関係の仕事をした時の話です。システム納入条件で「費用に見合ったドキュメント」が必要との話があり、その相場が1000万で5cm程度の厚さの紙(=ドキュメント)が必要だ…の様な話でした。
そんな物作るには、多大の時間と費用がかかり、作った物が読まれるとも思えませんし全く無駄な話です(=これは都市伝説であり本当に必要だったかは分かりません)。

ソフトの内容をソースを見ればわかる」 「ソフト更新してもドキュメントは更新されないのが常だ」 「ユーザは詳細なソフトドキュメントなど見ない・見てもわからない」 などなど、ドキュメント不要論が多々有ります。自分たちのメンテナンスの為に最低限のドキュメントは残しますが、後はソース以外信用なりません。

なので、ソースから自動的に「詳細なドキュメント」をダンボール5箱ほど作って納品しましたが、何もクレームはありませんでした。

C/C++はDoxyGenソースナビゲータを使いましたが、sqlやtcl/tkは対応外でしたのでsqlとtcl/tkには同様のドキュメント自動作成toolを作って対応しました。

1000万=5cmは都市伝説です。今も有るかは分かりません。日本独自の固有種SEの仕事の様な気もします=無駄な作業と思えるのですが無くなる事はないかな知れません?

面白いサイト日本に「エンジニア」はいない!?)がありました。そこの要約です。本当に困った状況です。

・海外にはSIerはない。みんな社員として雇っている。(だから開発がスピーディー)
・海外にSEという言葉はない。日本のSEにどんなことをしているのか聞いたら「社内調整・パワポ作り・MTGでIT知識を交えて話す」。これはもはや営業。社内調整しかしていない。
・このような人たちを海外では「コーディネーター」と呼んでいる。給料は低い。でも、日本では給料が高い。おかしい。

SEがプログラムできないので、実現可能性を考慮されていない仕様書が出来上がり、末端のPGたちの「こんなの作れませんよ」という声はかき消され、結果炎上するシステムが多発するという歴史を繰り返してきました。

●日本はIT技術者数世界第4位。だが大半がSEであり、プログラミングをガリガリ書ける「エンジニア」ではない。エンジニア数でいくと最下位レベルかもしれない。

●日本は全体的に「管理者が上・作業者は下」という構造が成り立っている。そのこともまた、強いエンジニアが育たない要因になっている。

2)5cmの名刺=面会の条件

筑波の🔴🔴🔴🔴🔴に出入りしていた頃の話です。職員の方が仕事する部屋の前に名刺入れが有りました。そこに大手❌❌会社の副社長などのお偉いさんが来て名刺を入れて帰るそうです。その名刺が5cmぐらいなると担当課長と面会できるとの都市伝説を聞きました。平気でその部屋に出入りしていたので不思議な話でした(=若干ジロジロと奇異の目で見られた様な気はします)。

あくまでも都市伝説です。信じるか信じないのはあなた次第です(=関暁夫様のお言葉)。


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