1980年後半の世界初光造形装置から2023年の低価格3Dプリンターへ

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1980年代後半にラスベガスの電子機器の見本市に世界初の「光造形装置」が展示・デモしていた。40年後に個人で使える3Dプリンターになった。

1)世界初光造形装置(3Dプリンター)を1980年代後半にラスベガスの電子機器見本市でみた

ラスベガスの電子機器見本市にCADとかAutoDigitizer4001を出展しており、そこで「世界初光造形装置」を見ました(=当時は3Dプリンターとは言いません)。
「光で硬化する溶液にレーザで描画して溶液トレーを下に下げていく」方式で約5000万していたと思います。面白そうなので使ってみたいと思いましたが、その機会はありませんでした。ラスベガスで見て1ヶ月程度後に日経新聞にスクープ記事が出ました。

2)2023年に3Dプリンター買いました

それから35年程度たって部品を自作する為についに3Dプリンターを買ってしまいました。何と5万円もしない低価格マシーンです(=最初に見てから1/1000の値段です)。

私が買ったのは、この1世代前ですが、ほとんど同じです(=円安で高くなったな〜)。
ANYCUBIC Photon Mono M5s 12K 3Dプリンター 光造形 3倍高速印刷 レベリングフリー 10.1インチLCDスクリーン レジン検出 光造形方式3Dプリンター 効率安定スマート印刷 印刷サイズ213*128*200mm/11.4*10.6*18.1インチ

レジンは使い勝手の良い「水洗い可能」の黒を使いました。最初は失敗ばかりしていたので、結構多量に使う事になりました。最初から大きいのを買っておいた方が良いと思います。

3)Autodesk Fusion360で3Dモデリングします

3Dプリンターにデータを渡すにはまず3DモデリングCADが必要です。調べたら「Autodesk Fusion360」が良さそうなのでサブスクリプション契約しました。
Fusion360はソリッドモデル・ワイヤーフレームなどで簡単に3Dモデリングできる(=AutoCadとは異なり)使いやすいソフトです。

真ん中の金属フレームにつける部品を3Dプリンターで作りました。

最初に作成した部品群です。

実際に作ったら、強度不足や組み立てしにくいなど不具合が出たので修正版です。

4)3Dプリンター試作品RTPS(=2アンテナ+レーザ位置+カメラ計測システム)

「M5Stack+M5F9Px2+レーザポインター+レーザ距離計+カメラ」で離れた位置から物体位置計測システム(RTPS)の実験機を作りました。

2つのアンテナ方向・仰角を求めて、レーザ距離計で距離を測る事で、レーザが当たっている物体の位置を計測します。計測物を後で確認できる様にカメラ撮影もします。

測定機ヘッドに 距離センサー レーザポインター カメラ を付けてあります。


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